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aki de gozaruyo

皆々様

当農園の新米はお手元に届いておりますでしょうか。

先日、年間コースの皆様にはコシヒカリの新米が整いましたので発送させて頂きました!

10月はイセヒカリも緑米も新米での発送となりますので、どうか楽しみにお待ち頂けたらと思います。

あ、そうそう、こないだ面白いことがありまして、コシヒカリの脱穀中の出来事だったのですが、あと少しで終了という時にコンバインの藁カッターでトラブルがあり、機械がストップ・・日没間近のタイミングでイライラも頂点に達した時、耳元で何やら羽音が聞こえてくるではありませんか!?!

なな、なんと!!

天日干しの竿の付け根にニホンミツバチちゃん達のおだんご発見!!!!!!

※ちなみに火急のことだったゆえ写真はありません。

ちょうど家に大きめの巣箱がタイミングよく余っていたので、家に帰って網を持ってきて、おだんごのみなさんをザクっと救済して家の巣箱にドン!!

相当居心地が良かったみたいでそのまま入居が決まりました。というエピソードです。

それにしても神様は粋ですねー。ちゃっかりコンバインにトラブルをおこして、ニホンミツバチちゃんに会わせてくれるなんてね!あなたは本当に粋だ…

そうそうそれで、少し真面目な話になりますけど、

実はニホンミツバチも絶滅が危惧されているんです。

というのも、一般の方は知らない事だと思うのですが、残留性の高いある種の農薬が、どさくさ紛れと言いましょうか、稲、野菜、果樹等のあらゆる分野で認可がどんどん進められておりまして、

そんでもって、それらがミツバチのある機能を狂わせるらしいのです。これは先日、養蜂をされている私の生徒さんの一人から教えてもらったのですが、どうもそのある種の農薬は、ニホンミツバチの「巣に帰る機能を狂わせる」らしいのです!

おうちがわからなくなったらもうダメですよね。。あーなんて事だ。。。かわいそうに。。

それで日本では全国的にニホンミツバチが激減していて、ニホンミツバチがいなくなるということは、数多の野菜や植物達がミツバチによる受粉で種を繋いでいるわけなので、植物達カタストロフィーが現実になってしまうかもしれない。ということなんです。

よく家庭菜園初心者の方が、①かぼちゃの苗を植えました。②無農薬栽培したくてネットをかけました。③何故か一つもカボチャが実りませんでした。④カボチャは花のあとの「実」なので受粉は蜂達がしてくれてたのね!という話なんです。

「たかが虫けらでしょ( ´ー`)y-~~ 」なんて上から目線の愚かな人間どもは、これからの地球にはまずもって要らないぜ。

これは、真面目にやばいよ。ほんとに。

日本の里山は生き物の多様性を支えるはずの場所ですが、農業の盛んな地域は、逆に農薬散布も多いだけに非常に危機的状況なのだと思います。

だから、都市部に近い微妙な里山地域が、逆にニホンミツバチが暮らしやすい環境なのかもしれません。

「いいよ。もう何でもかんでもみんなうちに集まっておいで!!!」

ということで、当農園と絶滅危惧種は親和性が何故か高い。というお話でした。

似た者同士のひびき合い。と言うことでしょうかね。

最後に最近の写真をいくつかアップして・・それでは皆さんごきげんよう〜!!

※もう稲刈りで疲れすぎてテンションが変でごめんなさい。ゆるして、

イセヒカリの天日干し。今年は終始一人きりでの作業です。
いやー 流石に4反を一人作業はきついでしょう。
だけどこなせちゃうんですよねー 今年も何故なら疲れが吹っ飛ぶギフトを貰ったから。粋だよ・・あんたはほんに粋だ。
庭のタナゴ桶に鎮座する置物。
もう、中年のおっさんにしか見えへんやん…
トノサマガエル(置物)。
実はうちのミナミメダカとミナミヌマエビの桶で彼らをたらふく食してこんなぽてばらになっております。よっぽど居心地がいいんでしょう。もう何年も何匹も居着いて離れようとしません。
困ったものだ。。
可愛い子。
実はうちのお庭にはニホンアカガエルちゃんもいるんですよ〜 
シュッとした風貌がほんと素敵。この12月に産卵してくれたら嬉しいなー