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更新の大切さ

今年はいろんな大変な事が世間を騒がせました。

しかし、何事も考え方次第で良くも悪くも転がるもので、逆にこういう時だからこそ、

今までやろうと思って出来なかった事を思い切ってやる事が出来たり、ものすごく良いきっかけになったのかもしれません。

さて、今年もお餅つきをしました!

※胚芽を残して7分づきした緑米(もち米の原種)を使ったお餅

※胚芽入りの7分づきの緑米に、黒、赤、緑米の玄米を発芽させたものを混ぜたお餅

今年は、このお餅つきで事件が起きました。

私が5歳の時に買ってきたという、以来毎年欠かさず使ってきた年代物の餅つき機。

約40年を過ぎてもずっと順調に動いていたのに、ついに今年、突然壊れてしまいました。。

機械というのは何でもそうですが、だいたい樹脂部分、ゴム部分が先に劣化して機関部分だけが最後に残るものです。

「まだ使えるのに!」って思いがちですが、こういう年代物はもう製造メーカーさえもつぶれてなくなっていたりして、汎用品でない限り、部品を取り寄せる事もできません。

時には諦めも肝心です。

今年のお餅つきは残り三分の一ほどを残して機械が壊れてしまったので、残り三分の一は旧来の古典的な「ヘイホー・ぺったんペッタン」の手作業でお餅つきをしました。

機械と手作業ではどうしても品質が異なってしまうので、手作業のものは諦めて自給用にまわすことしました。

お米を生産していると、お米の販売は勿論ですが、米粉やお餅、藁や籾殻の販売や他も色々と派生して沢山の仕事が生み出せます。

草鞋を編んだり、しめ縄だって作れちゃいます。

今後は世の中の流れとは真逆の方向に舵をきって、

「超アナログが最先端」

なんて時代が本当にくるかもしれませんね。

実際に私たちもここ10年くらいかけて、今の社会インフラが仮に無くなったとしても、家族が生きていけるような設備をコツコツ揃えてきました。

世間がキャンプやサバイバルに密かにわいているのも、皆さんがこれからくる時代のことを予見して、本能がそうさせているのかもしれませんね。

どこも、何も、何者も一切頼れなくなる時代が来るという事を想定して、自分たち自身で「保険」はかけておくべきなのではないかと思っています。

個々の気質にもよりますが、人間、年を重ねるごとに肉体と同じように心も柔軟性を失ってゆくものです。

特に「心の経年劣化」は行動に直結していて、すべてを止めてしまう原因になりかねないので、新陳代謝、更新作業は本当に大切になってきます。

自分自身がワクワクする新しいエネルギーに常に触れ続けること。とにかく一にも二にも自らが行動する事が一番大切だと思っています。

来年も本当に楽しみです!!

この人生にどんなワクワクが待っているのでしょうか。

人生を楽しみ、遊び尽くすため!

心と肉体を万全にメンテナンスして迎え撃ちましょう!!

本年も本当にお世話になりました。

来年も宜しくお願い致します。

ひかり農園