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田植え開始

5月28日

2024年の田植えが遂に始まりました。

この時期に出荷等ご依頼頂いているお客様には、出荷対応ができずにご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいませ。

さて、今日は朝から台風の影響で警報が出ているあいにくの大雨日和。

でも当農園にとっては逆に最高の田植え日和。

何故なら雨によって不耕起田で機械で非常に植わりやすく、かつ、苗も葉っぱから水が蒸散しにくいので、とっても稲や田んぼにとっては優しい日和なのです。

さあ、雨と風と共に!!

・・とは言ってもこの天候で普通のことを普通にやっていても多分死にます。

ここでもアウトドアでの知識と経験が活きます。

水と風は本当に人間の体温と体力を奪います。両方合わさるとまさに最強です。

よく登山とかでもお亡くなりになっているのは、この雨や雪(水)と風との合わせ技一本です。

田んぼ仕事でも登山と環境こそ違えど、考え方は全く同じ。

ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターシェル、サングラスにバラクラバ等、装備を万全にして臨みます。

暑くなったら脱げばいいだけなので、保険をかけてミッドレイヤーを重ね着しておきます。

ちなみに寒さだけは人間は絶対に勝てないので、とにかくレイアリングは最初からプラスしておいて後で脱ぎマイナスしていく手法をオススメしています。

それから、今まで幾度となくこのブログでも登場していますが、別に私はモンベルのまわしものではありませんが、本当にもう手放せない最高ギアは、モンベル フィールドレインビブ になります。

今日は下はアウターシェルであるこのギアをあえて一枚内側に着て、一番外にはワークマンのレインコートで完全防護して大雨での作業を快適にこなす作戦を立てました。

上着は一番外側に、モンベル フィールドレインアノラック で対応しました。

でもここで一点モンベル製品の弱点をあげますと、ジッパー部分が非常に耐久性に欠けるという特徴があります。「前身頃に大容量のポケット」がフィールドレインアノラックには設けられていますが、ここが決まって経年劣化でバカになり、最終的に閉まらなくなります。

私の使っているものもいつしか機能しなくなって、ずっと開いたまんまで使用しています。でも基本ゴアテックスなのでポケットの中に水が多少入っても大勢に影響は正直ありませんが・・

モンベル製品はどの製品も皆同じで、止水ジッパー部分の硬化と劣化がとても激しいという弱みを持っています。ちなみに同じく国産ブランドで耐久性に欠けるのが ティートンブロス ですね。

もうどうしようもなく全部、各部、壊れるのが早いです 苦笑 ※いや命に関わるので笑えないよね

その点、信頼のおける一部の海外メーカーの製品は丈夫なものが存在します。それなりの値段はしますが、やはり耐久性等、非常に高いものが多いです。

7年ほど前になるでしょうか、一度モンベルさんの本社に呼ばれて、広報部の方と商品開発者の方とも色々と意見交換をさせてもらったことがあるのですが、切実な現場の声をありのままお伝えしたのですが、正直先方の反応は微妙でしたね。

製造コストとの兼ね合いが難しいのでしょうか、、コンセプトはとても良いだけに、もったいないと私は思ってしまいます。ジッパーの耐久性が無くてモンベルのフィールドウェアを使わなくなってしまったという農家の方は私の周りにも実際にいらっしゃいます。代わりになるものが少ないだけに、せめてよく稼働させるジッパー部分だけでも、引き続き改善して頂きたいなと私は思っています。

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さて、田植えと並行して田んぼの生き物たちへの配慮、環境づくりもどんどん進めています。

当農園のタガメは、もうすでに一回目の産卵を終え、この二、三日で孵化するだろうスケジュールで今年も順調に進んでいます。

昨年は未熟なオスが多く、育児放棄してしまう個体が目立ちましたが、今年はイクメンが勢揃いしていて今のところ非常に順調です。

当農園のタガメの棲家(5月25日頃)です。

このように、タガメの生育環境の研究結果から、当農園では畦草も全て何もかも刈ってしまわず、田んぼの草も何もかも抜いてしまわず、稲作に支障のない範囲で適宜残すような微調整を加え、成虫や卵から孵った幼生が隠れる場所を作り、色々と工夫をこらして稲作をしています。

そんな感じで稲作シーズンイン!

色々ありますが、今年も全力で駆け抜けますよ!!

農園主