皆さん、こんにちは
今日は、前回の続きになるのかな? 人生時間の話の延長で、世代間のギャップで片付けてはいけない(甘えてはいけない)社会全体が抱える大きな問題について私なりの解決策についての考察?を今日は書こうかなと思います。
あと、はじめに断っておきますが、今回も言いたいことを言いたいように書いてますが、私自身の身に起きた(現在進行形で起きている)こと、その経験からの個人的な見解を書いているだけの独り言なので、読者によっては色々と思うところがあるとは思いますが、それはそれで適当に受け流してもらえたらありがたいです。
さて!
今、この現時点で、なんと、令和生まれ、平成生まれ、昭和生まれ、下手したら大正後半生まれ、という4つの元号(時代)を生きてきた世代が、日本では共に今ここに暮らしています。
戦後、物のない時代を必死に生き抜いた時代があり、高度経済成長期にはお金を稼ぐことに全精力をかけ、次にお金第一からライフタイムの質第一へとシフトし、現在では「いかに良い気分で今この時を過ごすか」へと、『お金や物ではなくいかに心が満たされるか、過ごす時間の質に徹底的にこだわる』時代へと世代はシフトしてきました。
家族の中でも大正、昭和、平成、令和のそれぞれの世代が一つ屋根の下に暮らし。いや、互いにギャップを埋められずに、受け入れられず、別棟に世代別に別れて住まれている世帯が実はほとんどです。
会社組織でも昭和の経営者・経営陣の下で、平成世代が主力で活躍するという、どこで何をしていても世代間のギャップは生じ、分かり合えないがゆえに問題は各所で爆発し、辞める・離れる・別れる事でしかお互いの時間を過ごすことが出来ないという現状があります。
みんなが抱えている社会の大きな問題だよね。
農家でもそれは顕著で、次代を担う地域や家庭をあげて守らならければならない次世代のホープを、地域や家庭をあげて潰して追い出したり(結果的にそうなったり)、古い世代による、次世代への人格否定、魂自体を打ち砕くようなあってはならい言動が横行し、次世代は大きく傷ついてしまっているのが現状です。
私自身も実際そういう経験を沢山してきましたし、周りでも若手に対して目を覆いたくなるような人格否定が、心への、魂への暴力が横行しているという現状があります。
いつの時代も老害とかよく言いますが、憎まれっ子世にはばかる的な話で、そのような権力者はいつの時代でも本当にどうしてかこうしてか「しぶとい」のです。
だからこそ次世代の賢い子は、早々に「縁を切って」別の地域で就農し大成功したり、別棟に住み、親とは決別して子は独自の考えで他人の力を借りずに一から新しい方向性で大成したりしている方々を、私も周りで何人も実際にみています。
気持ちも物質的にも、親や親縁から完全に独立している人が、どの世界でも本当に強いですよね。
古い世代のこの厄介な凝り固まった人間ほど、「自分がこれだけしてやった!」「自分が親世代達にひどい目にあってきたから、自分のわがままや甘えを次世代が受け入れて当然だ!」「自分の都合のいいように相手(子供世代)が動くべきだ!」「もっともっと古い世代が世の中的にも尊重されるべきだ!」という考えがベースに常にあり、過去の体験による「こうであるべき」という大きく膨れ上がってしまった思い込みがあるというのがおおよそのパターンです。本当のこと書いてるつもりですが、そうだよね?!異論ないよね?
その属性の人々というのは、自分のことしか考えていないという特徴があるので、他人(特に次世代の考えや気持ち)を理解しようという意識がそもそも無いのが通常で、お互いに歩み寄れることはありません。きっとその世代の人達は上の親世代に虐待紛いの教育を受け続け、ひどく魂が傷ついているからなのでしょう。時代的にもそれは本当にあったんだと思います。「過去と他人は変えられない」とはよく言ったものです。
でも常識的に考えたら、この世代間ギャップは「あって当然」ですし、逆に「無いほうがおかしい」のです。
そして世代間のぶつかり合いは必然ですし、分かり合えないのもこれまた通常の範囲なのです。
次世代は、古い世代から「口先だけでなくド派手に証明してみせろ!」と言われれば淡々と自分の考えに沿ってやればいいだけの話ですし、古い世代を否定することも、認めてもらえなかったからといっても嘆く必要もありません。
ただ、一つだけ人格否定という暴力を振るうような古い世代にハッキリと言ってあげてもいいことがあります。
それは、「人格や魂を傷つける(否定する)ような言動に対して、しっかりと言い返してあげること」です。自分の魂を守る意味でです。
古い世代でも新しい世代でも言っていいこと悪いことはあります。
逃げずにしっかりと喧嘩をしましょう。そのほうがお互い健全です。
何よりも一番やってはならないことは、互いにモメるのが嫌だから、面倒くさいからと言って、本音で向き合わなかったり、魂が傷つけられているのに自分自身がそれを黙殺し、「取り繕ってわまりに合わせすぎること」です。
魂が傷ついているのに黙殺する・・・そのような事が平気になってしまうと、あなたの一番大切な原動力である内なるコアエネルギーに、ゴミがどんどんへばりついて、どんどん自分を出せなくなって、本音で生きることが困難になってゆきます。
ここには本当に注意が必要で、進化を妨げる一番の大きな要因なのです。
『 自分のことしか考えていない人からは早々に離れる 』
理由は、一緒にいても何もいいことがないからです。
これは相手がたとえ実の「親」であってもです。
自分は自分たちは未来を担っています。
わかりあえない古い世代を捨てたからって、絶対に罪にはなりません。
何故なら親は先祖は自分の中で着実に生きていて、いつも一緒だからです。
そして今というこの一点や、未来の子供達とどう向き合うかに全集中し、しっかりと『恩送り』する事で、過去も親も先祖も自分も皆、同時に癒され、結果的に恩返しが出来ていくのだと思うのです。
過去と自分以外、要は他人は変えることができません。変えられるのは唯一、今の自分自身だけです。
自分がされて心の底から嫌だったことを次の世代には絶対にしない。これだけで未来は変えられると思うのです。
私はそう強く信じています。
だから、もういいんだ。
さようなら・・バイバイ。 今まで本当にありがとう。
あとは 全て 俺たちに 任せとけ。
農園主