
届ける。
奥まで届ける。
ビジネスでもコミュニケーションの世界でも、
この「奥行き」ってものを意識するだけで、自分の作り出す世界は、また違った次元に突入するんじゃないかと僕は常々思っている。
今までどこの業界にいたって、この視点から繰り出す事象に対して、皆は正直戸惑うし、事の真意というものは、瞬時にはほぼ理解されない。
何年も経ってから、あのときのことを今になって理解してもらえる。そんな具合だ。
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今現在というレコードの針先の一点の時間軸を超えて、読み取ってしまうどんどん湧き出すイメージ・ビジョンは、アウトプットのタイミングがいつも非常に難しい。
嘘はつきたくない。
それでも編集という工程を経て、生み出されるクリエイティブは、その時々の僕の自信作だ。
お米なのか、はたまたまた別の媒体なのか、
僕、僕たちというフィルターを通して表現される世界には、そんな工程の全てが詰まっています。
僕たちのありのままに価値を感じてもらっているご縁ある皆さま、
感謝と共に、これからも届けたい。
増田卓也・沙織
