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日没と同時に

イセヒカリの田植えが今日の日没と同時に無事終わりました。

今年はイセヒカリのご注文が多く、ほぼほぼ完売間近という状況なので、お試しセットで試されて、イセヒカリで年間コースをご検討中の方は、早めのご決断をおすすめします。

あめのめぐみはいつもすぐに完売してしまうので、例年より少し多めに作付けしました。

イセヒカリよりも若干ですが在庫に余裕が出ると思われます。

あわせてご検討ください。

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さて、田んぼの生き物達もスイッチが入って、この初夏を謳歌しています。

最近、鳥と触れ合うことが多いので、鳥の鳴き声や田んぼにある糞などに対する見方が少し変わってきています。

鳴き声も今まで聞こえてこなかった種類の多様な鳥の鳴き声が自然と聞こえてくる耳になってきているのが不思議なのですが、糞から鳥の種類をある程度しぼったり、糞を見て鳥の食性が見えてきたり、色々と面白いです。

鳥もそうですが、獣の糞も田んぼには結構あって、ハクビシンでしょうか、果樹のたねが多く入った糞を今日田植えの時に見つけて、こうやって植物は動物に播種を委託しているんだな。と思ったりしました。

全部、我々の認知できないような領域で、日々巡り巡ってまわっている・・

農業の現場では、そんなことをリアルに感じとれるのが素敵な事だったりします。

明日は最後に緑米の残りを田植えします。

今日はイセヒカリの田植えのあと、日が暮れる瞬間のほんのり夕焼けの中、先に植えた緑米の田んぼを見に行ったら、運良くタガメちゃんの卵を発見したので思わず写真をパシャリ。

ちょっと隠れ場所に乏しい陽が当たりすぎる場所に産んでいるので日照りと乾燥にやられてしまってダメになってしまっている卵が多いのですが、いくつかは無事にこの後かえってくれる事を祈っています。

ちゃんとイクメンパパガメちゃんが卵の下にいるの写真で皆さんわかりますかね?

杭の下の水面にちゃんと隠れていますね。

どうか、またここから未来に無事に繋がっていってほしい。

タガメに限らず、彼ら一年寿命の生き物達は、その年に途絶えたら、もう全て終わりですからね。

これからも私たちにできることを、精一杯やっていこうと思います。

今日もありがとう。

農園主