皆さん、夏ですね!!!
夏、楽しんでまっかっ!!
ということで、夏といえば!背筋も凍るような恐怖を味わって暑さを忘れましょう!ということで ^_^
今日は何故か我が家はホラー映画視聴会が開催されました!(半ば強制的にパパが開きました笑)
前置きにはなりますが、
とにかく!最近の映画はつまらない!!!!もうほんと、とにかくつまらない!!!
期待してみた新作はことごとく、ハズレ。・。。
最新CGをいくら駆使しても、作品として薄っぺらい(と感じる)ものばかり。。もう幻滅しっぱなし、、
特に最近公開されたULTRAMANシーズン2なんかは私の中の幻滅度がついに奈落の底をついてしまいました。。。(個人的見解なのでファンの皆さんは真に受けないでね)
そこでやっぱりホラーとはいえば! どうせ家族で観るなら本物を!
ということで、ホラーというジャンルでは超絶がつく名作としてずっと自分史に君臨し続けている、私の中での名作中の名作
スタンリー・キューブリック製作・監督の 『シャイニング』
これを今日は家族みんなで観てみたのでありました。
※制作秘話などが書かれたサイトがあったので、ネタバレを含みますがご興味ある方はどうぞ↓
モダンホラーの傑作として名高い、1980年公開作品『シャインニング』
さて、どうしてこのブログにシャイニングを登場させたのかというと、やっぱりね、人を動かす力のあるものっていうのはね、心に残るもの、感動させられるものっていうのはね、
半端ない情熱と妥協なきこだわりとエネルギーを注ぎ込んだ、真に命が宿ったものなんじゃないかということを、何故かこの場で伝えたかった!※勝手に暑苦しくてごめんなさい。
なんていうか、正直シャイニングはホラーというジャンルではありますが、世のいろんな凄いホラー作品に比べると、たいしてグロ描写もなければ、酷く狂気じみた内容でもないと思うのです。
それなのに、それなのにです!とにかく全てのカットやシーンが怖い!こわすぎる!!!
そして芸術作品とも言える描写と完成度、隅々からにじみ出る作品の凄み。
1980年に公開されたと思えない、いつの時代でも通用する何かに、終始感服させられるのです。
シャイニングを初めてみたのは、確か美大の学生の頃だったと記憶しています。
当時も相当な衝撃を受けましたが、とにかく全てのシーンで作り手のここまでするかってくらいのこだわりと、何かこう狂気じみた情熱がビンビンと伝わってきて、ずっと心から離れませんでした。
僕自身、ものづくりに携わってきた手前、どうしても何か心惹かれるものっていうのは、ジャンルを問わず作り手の情熱や強いこだわりがにじみ出ているものを無意識に選んでしまいます。
あと、明らかに何かの模倣(そのままパクったものとか)、浅はかな思考や創造プロセスだなと感じてしまう(わかってしまう)ものに対しては、腹立たしさをおぼえてしまいます。
それってビジネス的にいうと、一番お金になるスポットなのだと理解はできるのですが、オリジナルを生み出してきた、苦労の末生み出してきた大元の人々の思いを考えると、どうしても自分は許せないというか、それは選べないのです。
真心のこもったもの、情熱をかけて作り上げたもの、プロダクトだけでなくサービスも含めて、
やっぱりそういった「本物」には、魂が心が、大きく動かされますよね。
私にはキューブリックのような凄いことはできないかもしれませんが、オリジナリティーある志やポリシーだけは、決して負けないよう、頑固に守り抜いて頑張り続けたいと思っています。
農園主