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春の息吹

定期調査。

日本では、いわゆる「春分の日」を境に季節の波が変わり始めます。

人間の肉体も冬ごもりの溜め込んでいく流れから、デトックスして代謝して排出していく流れへと、大きく移行する時期でもあります。

私の場合、大抵この時期に胃腸の調子を崩したり、それに伴って腰や肩や首の痛みやこわばりが出て、体調が一時的に不調になります。

しっかりとデトックスが進めば、体から毒素が流れ出て、痛みやモヤモヤが取れ、心身共に軽くなってゆきます。

春夏への準備が整うわけです。

3月に入り、季節の進み具合を、今年の流れを予測する為に、生きもの調査という形で各地を訪れています。

14日週は冬の最終週という感じで、各地の生き物達の動きもあまり活発でななかったのですが、

21日週から、本格的にスイッチがオンされてきたみたいで春が加速しています。

特に26日からは恒例の生物調査に長男と甥っ子も加わり、今年は賑やかに進捗しています。

それでは、以下どうぞ。

うちのヤリタナゴも婚姻色が出始めました。二枚貝の上での縄張り争いも激しくなってきました。
ヤリの雌。飼育下でなかなか産卵管が伸びないので繁殖難易度が高いヤリタナゴですが、環境さえ整えてあげればこの通り。

シロヒレタビラもうっすらと婚姻色が出始めました。近畿某所にて

ヤリタナゴ

タイリクバラタナゴ
イチモンジタナゴ
イチモンジタナゴ。この時期限定の婚姻色。
春の訪れを告げる淡いピンクのお花が水中に咲き乱れます。これでもまだまだ三分咲きくらい・・

ヌマチチブとタナゴのコラボ

聖地にて、清らかな流れと時間に身を任す。

シーズンインに向け、棚田は畦焼きの季節。ゆっくりと着実に春を夏を迎える準備が進みます。

息吹

ということで、種まき準備は着実に進めながら、まだまだ里の生き物調査は続いてゆきます。

農園主