6月でんな。6月ですわ。
あめのめぐみの、ほぼほぼ全部手植えがやっとこ終わりました。頑張った。
粒がめちゃくちゃ大きい あめのめぐみ 苗も通常の稲よりも巨大でして、不耕起田での田植えは田植え機で植えてもほぼ浮苗になってしまうので、結局ほぼ全部手植えなのです。
根の重量よりも葉っぱの重量が圧倒的に大きくて風にも影響をすごく受けるので水位をひたひたで調整していても雨なんかで水位が少しでも上がったら活着前だと水面に浮いちゃうんです。
だからこれを全部植えなおす。ということをやります。
あめのめぐみの生産量を増やせない原因が実はこれなんですね。
次に来るイセヒカリの大量田植えのスケジュールに、あめのめぐみ の手植えが影響してしまうということも非常に頭の痛いところ。。
そして次のイセヒカリを雨の中ひたすらに植え続けています。イセヒカリは今週金曜日くらいでひと段落するんじゃないかな。。
それにしてもイセヒカリも良い苗。
今年は全品種で、今まで稲作をしてきて、一番良い苗ができたんじゃないでしょうか。
今年に限って、まさかの夏の冷害は無いと思いたいのですが・・今年は育苗に関してちょっと賭けに出まして、いつもの20日10℃以下浸種を5日間短縮。そのかわりに後半の温度を10℃以上で管理して低温育苗の成長スピードへの影響が少し良い方へ変わりました。
ほぼ60日苗なのですが、苗代の田んぼの裏作雑草(特に稲科)をうまく生やせたのと、その地力ベースに折衷苗代で菌根菌のポット苗への移行がうまくいって、リン酸が効きまくって中苗から盛大に分けつしてましたね。これは大成功というやつです。
これでジャンボタニシに一切食べられない、最強苗の誕生です。
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ひよこちゃん達も、今日でうちに来て10日ということになります。
もう家の中だけで段ボールで管理するのはいろんな意味で限界なので、今日から鶏小屋で暮らしてもらうことになりました。
田植えから帰ってくると、日が暮れてしまっていて、鶏小屋をのぞくと、、皆寒さと怖さで身を寄せ合って、固まって震えているではありませんか!
温度計を見たら、なんと気温20℃・・・・低すぎる!
「かわいそうに!本当にごめんね。。」
鶏小屋に入って雛達を抱きしめると、パパが来たことに安心したのか、ウトウトとねんねする子も現れて、パパは田植えの疲れも忘れて室内で使っていた保温機の設置を鶏小屋の中で進め、寝床の温度は27℃くらいに!
あったかい寝床に安心して、皆、ねんねしましたとさ。
ちゃんちゃん
農園主

