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田植え前にやりきった。

それはこれ

頑張ったよ自分。とても頑張った。

初めて作ったにしてはよくやったと思います。

自分で自分を褒めて認めて、とりあえずホッと一息ついています。

これからお米の年間コースのお客様限定で、産みたての卵をお米と一緒にお届けできたらと考えています。

ただの卵ではありません。うちの不耕起・無施肥・無農薬・天日干しお米で育む卵です。

餌は隅々まで、こだわり抜いたものしか使いません。外では決して買えない卵です。

鶏はもちろん平飼いで、伸び伸びと育ててゆきます。

またうちに新しい家族が増えました。

純国産の鶏、後藤 もみじ ♀ この子たちとの生活のスタートです。

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稲作農家と鶏は昔から切っても切れない関係を築いてきました。

鶏がいることで、稲作のあらゆることが無駄なく循環してしまいます。

当たり前のように、息をするかの如く、日々の生活の中に、樹木の管理、薪ストーブ、養鶏、稲作、畑での野菜作り、果樹、その他大勢の里の生き物たちとのやりとり・・がある。

そんな世界をこれからどんどん形作っていきます。

でも決して昔に帰るわけではない。

時代にあった形で、この世界の新しい形を具現化していきます。

こちらの本は、兵庫県は三木市の稲作農家で養鶏もしておられる、とある私の生徒さん(Iさん)に紹介してもらって隅々まで読み勉強した本です。

こちらの本の最後に監修の「今井和夫さん」の素敵な言葉があります。※以下引用

「 日本では、食べ物がとても簡単に考えられているような気がします。お金さえ出せばいつでも手に入るものと。そして、安いほうがいいと。

しかし、食べ物とはただお腹がふくらめばいいというものではなく、自分の体をつくっていく大切なものです。農薬や添加物などの体によくないものが入った食べ物、あるいは、化学肥料などを使って大量生産された作物、栄養が偏った加工食品などを食べ続けていると、体は正直に反応し、肉体的にも精神的にも病んできます。

まっとうな食べ物をつくるのがどれだけ大変か、実際に自分でつくってみるとすぐわかるでしょう。そんな人がひとりでも増えて、日本という国がもっと農業を大事にする国になってほしいと願ってやみません。」

本当にその通りだと思います。

僕なんかやっているんだから、誰だってみんなできます。

何もないところからでも、自分達の形は見つけられます。

自分にあった形。

それが自分の道なんだと思います。

とにかく「決めてしまう」こと。

現実を受け入れる覚悟をする・・それだけなんだと思います。

全ては向こうからやってきてくれます。自分自身でプロセスを積み上げて実現する感覚ではありません。自然とそうなってゆく感覚です。

だからとにかく、やる。そう決める。ゴールを決める。イメージする。ただそれだけなんだと思います。

農園主