今年の草取り。

主だった仕事は今日で終了です。

あとは各田んぼの遅れて出てくるタイヌビエとクサネム、畦から絶えず侵入してくるキシュウスズメノヒエを、田んぼの水を入れる際に軽く処理する程度で、稲刈りまでいけるのではないかと思っています。

※今年は田んぼにバッタが大量に発生しています。それを求めていろんな生き物が集まるのですが、今年はとにかくカマキリまみれ。珍しい年です。

 

「田んぼに入って全部の箇所を歩く」

とても、とてもしんどい事なのですが、ひかり農園ではそこを大事にしています。

歩けば全て手に取るようにわかります。稲の状態や生き物の種類が変わったこと、秋の刈り取りのイメージまで鮮明にわいてきます。来年の田んぼのイメージだってわいてきます。

稲に関わる人、稲に関わりたいと思っている人に声を大にして言いたい。

「とにかく田んぼへ入りましょう」

現場には答えがあります。

 

だいたいの無農薬栽培を夢見る人が挫折するのが、この8月のお盆前の草取りです。

6月から3部くらいに分けて段階的に出てくる草を、こちらも段階的に処理していくわけですが、初期で放置(おサボり)していた人はもうこの時期になると草が多すぎて暑すぎて心が折れて、夏の作業で挫折します。

そして来年はまた落ちた種が更に仕事を大変にし、結局手がつけられなくなってサヨナラです。

もう、こればっかりは絶対に楽する事はできません。

うまくいかなくて新しい手法ばっかり探しても、道具や機械に頼っても、結局何をやるにしても、最終的には

「やるか、やらないか」それだけなんです。

よく古い人が田んぼをうまく維持管理するのに必要なのは「強い思いと継続力」だとお仰います。本当にその通りだと思います。

 

さて、自分が処理できる範囲にとどめるべく、6月から現象が表面化してくる前に、早め早めに仕事をしていくわけですが、

もうどんな仕事でも全部同じ。結局はマネジメントに行き着きますよね。

 

移住も自給自足もこのご時世のブームですが、

どの地域へ行って何をしても人間関係のことは避けては通れないですし、マネジメントに至っては自然が相手なので都会での仕事相手とは勝手が違いすぎます。

本気で夢を具現化したいと覚悟を決められた方は、相手の事をとことん知らないと何も始まらないのをわかっているので、この誰が見ても大変な時期、季節に、しっかりと田んぼに入って学んでおられます。

人生であと何回稲が作れるでしょう?

一年に一度しかないチャンスは短い人生においてそう何回も訪れないでしょう。

 

本気の人を僕は本気で応援します。

引き続き頑張っていきましょう!!

 

 

農園主

 

カテゴリー: ひかり農園通信