ひかり農園の苗づくり。

それは、岩澤信夫さんの低温育苗をベースにした、この地域にあった自分達なりのカスタマイズ育苗になります。

 

種まきが大体4月10日頃なので、そこから逆算し、温湯消毒→浸種へと移るわけです。

浸種初日から5日間は、浸した水の中にアブシジン酸などの発芽抑制ホルモンが大量に出ますので、しっかりと水換えをしていきます。

 

 

当農園では、全ての工程において、いかなる農薬も使わないため、

最初に譲り受けた種籾の影響で、育苗の際に、「バカ苗病」という厄介な病気にずっと悩まされ続けてきました。

 

しかしある時を境に、温湯消毒とある微生物資材を組み合わせることにより、バカ苗病を撲滅することができました。

 

ただ、3葉期まで畑苗環境で育てるということもあり、かつポット苗であるということから、今度は好気条件で蔓延する、

『褐条病(かつじょうびょう)』

という病気に悩まされることになります。

 

しかしこの病気も、催芽時に桶の水の循環と空気を送り込むポンプを止めることにより、かなり発病を減らせることが近年わかってきました。

また今年は更に、褐条病に強いとされる新しい微生物資材との組み合わせにより、撲滅に向かうのではないかと予想しています。

 

「無農薬」とは簡単に言いますが、本当に全ての工程において、とても神経を使い、かつ手間暇のかかる大変なことなんですね。

 

無農薬栽培を続けることの意味…

消費者の皆さんにはどこまで伝わるかわかりませんが、全ては自分が農業の現場で体験してきたことに回帰します。

 

 

稲に宿る『野生の力』を人へ。

 

 

この前途多難な現代社会を生き抜く力を

野生の力を引き出したこのお米から…

 

 

農園主

 

 

カテゴリー: ひかり農園通信