「 はざかいき 」 とは、

物事が入れ替わる時期を指す言葉です。

 

今日は早朝から、田んぼの水入れと畦草刈りをしてたところ、

つばめが乱舞するコシヒカリの田んぼがいい感じになってきていたので、写真を撮ってみました。

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皆さん、この写真をみて何か気づかれますか?

 

緑色が濃くなってきているのが、稲。

逆に茶色くなってきているのが、秋から春にかけて、この田んぼの主役だった最後まで残った春草になります。 この茶色くなってきている草達はもうしばらくすると土にかえってゆきます。

 

そうです。

田んぼの新旧入れ替わりが目に見えるかたちで進んできたということです。

 

稲とおんなじような色合いでいる草が、これから稲と競合していく夏草になります。ちらほら写真のなかにみえていますね。

 

この時期に、この田んぼのようになってくれば、その後秋まで、うまく進んでいくのです。

 

逆に、この時期、稲の葉色が黄色くて、夏草の色や密度が濃くなっているような田んぼは要注意です。

草取りやさし苗など、人間が手をいれてあげる必要がでてきます。

 

この人間が田んぼに手を入れてあげる必要がある時期を、

稲作の 「 端境期 」 と呼びます。

 

無農薬栽培では、田植えが終わっても、全然気を抜くことができません。

何故ならこの写真の田んぼのような状態にもっていってあげる必要があるからです。

 

それまで、多種多様な 秋・冬・春草達が、一面を覆い尽くしていたフィールドですから、当然何かしら新旧がかぶる時期が出てきます。

稲の葉色や欠株の状況をみつつ、水位を調整しながら、田んぼの「密度」を調整してゆきます。

 

他の草とのバランスで稲が逆転し、稲のフィールドになれば、一気に稲ひと株ひと株が田んぼ全体で一体化し、ビシっとスイッチが入ります。

 

ちなみにもっと言うと、お米の味やエネルギーを決めてしまうのが、この新旧の、旧の時代(秋・冬・春)に栄えていた草達なのです。

 

この草の種類や量や質で、稲の育つ土の出来が決まるのです。

稲の栄養分となる、田んぼの生き物達の種類や密度が決まるのです。

この草からはじまるの亡骸の集積が、お米という存在に変わるのです。

 

全ては完璧に繋がっています。

 

農園主

 

 

 

カテゴリー: ひかり農園通信